人間よりもスマホが大事?
ラインや、ゲームをしながら歩いている人って、大半は周りが見えていない人が多い気がする。
スマホにばかり気をとられているから、自然と歩くのが遅くなる。
それだけなら良いが、悪いことに後ろから歩いて来る人の通行のさまたげになっていることに気づかないのだ。
よくあるのが、スマホに没頭している人が歩いているのだが、何を思ってか、急に立ち止まるのだ。
偶然にも後ろを歩いている人は、ぶつかる。
反射神経の鋭い人は、なんとかかわすかも知れないが、世の中、万人が機敏ではない。
スマホは確かに便利だが、使いこなせるなら、視野は保てるはずだ。
使うことで視野が狭くなると言うことは、スマホを使えていない。
あるいは、逆に人間がスマホに使われているのかもしれない。
「人はスマホがないと困る」
「スマホは人がいなくても困らない」
そう考えると、世の中で大事とされる基準が…
「人間よりもスマホが大事」
なんて方程式が成り立ちそうな気がしなくもなく聞こえるのが不思議である。
僕が過去にいた自衛隊と言う組織では、基地の中で歩きスマホをしたりなんてことは、まずなかった。
人々は、まず、自衛隊に入って多少の規律を精神に刻んで社会に進出するようにすれば、社会のモラルも多少は改善されるのではないだろうか?