ゴミ箱の中で生きる者たち。
通勤、通学、あるいは外出途中、ふと道端のゴミに目が止まったことはないだろうか?
道路などに転がっているゴミは、自然と生まれるものではなく、人間が捨てることによって生まれるものである。
風で流されたにせよ、なんにせよ、ゴミが落ちている領域を行き交う人々によって生まれたものなのだ。
「ゴミはゴミ箱に」
「ゴミは持ち帰りましょう」
なんて台詞を子供の頃、学校などで教わったものである。
しかし、悲しいかな。心ない者たちは存在するものである。
道端にゴミを捨てる人は、ゴミ箱などに捨てる認識がないのだろうか?世の中がゴミ箱とでも思っているのだろうか?
ゴミを、どこにでも捨てると言うことは、世の中すべてをゴミ箱と思っていることになりかねない。
つまり、ゴミ箱の中に存在する人々もゴミの様な存在と言うことになってしまうとは、思えないだろうか?
ゴミを平然と道端に捨てる人の気持ちはわからないものだが、そう言った行為ができてしまう時点で、人としてのモラルが欠けていることは間違いない事実だ。