64式小銃の結合と分解。
銃は戦闘訓練後、必ず手入れをしていた。
すぐにさびてしまうため、使用後には、銃をまずは分解するのだが、当時は分解時間は3分と決められていた。
結合はと言うと、4分だった。
手が遅く時間内にできない者が1人でもいれぱ、全員で何度も結合分解を繰り返しさせられた。
これが初めてでも、時間内にできなかったら、連帯責任と言うことになり、同様に繰り返しさせられたのである。
何度やってもできない隊員が、ずっと泣きながら、分解結合をできるまで、延々、繰り返しさせられていたのを、今でも覚えている。