トッカグンとの遭遇。

僕は陸も海も空も辞めたダメ元自衛官

自衛隊の缶メシ。

 缶メシと言うと、スーパーで売っているような缶をイメージするかもしれない。
 当時の自衛隊にいた頃の缶メシは、黒い容器に、大きくメニューが書かれているだけだった。
 しかも、缶の蓋を、親指の爪程度の缶切りで、開けていくのだから、指先にたこのような固いしこりができやすくなり、缶の中身を食するために、まずは、そう言った一苦労をしなければならないのである。