トッカグンとの遭遇。

僕は陸も海も空も辞めたダメ元自衛官

射撃練習。

 当時は、64式小銃を扱った射撃練習だった。
 とは言っても、射撃とは毎回実弾を撃つ訳ではない。実弾無しの射撃姿勢練習を繰り返し、そして、実弾射撃と言う流れだった。
 これが不思議なもので、慣れて来ると姿勢を見ただけで、上手いか下手かが分かるようになるのである

 時には、10円玉を銃身の上に置いて練習するのだが、かなりできるヤツは、引き金を引いた振動を発しても、10円玉を銃身から落とさないとされている。